5年ほど前の話。
私は新卒で入った会社を辞めた。
意気揚々と入社したものの、結果的には無様にボロボロな姿で辞めざるを得なかった。
辞めたことを慰めてくれる友人や人はいたが、
私の話す
「もっと楽しく生きれるはず」
「こういう風に生きてみたい」
「今の社会は間違っている」
という未来への希望について賛同してくれる人は少なかった。
希望を語れば語るほど、希望は叩かれ、萎んでいった。
所詮会社を1年で辞めた我慢のないやつと思われていたのかもしれない。
そんな奴に何が出来る。と
しかし辞めたどん底にあっても未来に向けて応援してくれる人がいた。
「~なら大丈夫!」
「~ならきっとできる」
この時の言葉にどれだけ救われただろうか。心から涙があふれた。大きな愛を感じ、それが広がっていくようだった。
大きな愛に触れた。枯れていた活力が戻ってくるような感覚を覚えた。
人の可能性を信じてその人を応援することが出来る。こういう人間を私は尊敬する。
あれから5年ほど経つが、今でもその言葉がくれた愛は枯れることがない。
ありがとう。