Twitterを見ていると欧米諸国の労働環境と日本を比べるようなtweetを見かけます。
ドイツでは有給休暇が年間で30日程ある企業がほとんどであり、さらに休暇を取っていなければ健康保険が使えないというものです。
休んでいなければ病気になるのは当たり前であり、人間を休ませることも当然のこととして考えられているわけです。
フランスでは「社会の為に個人がいるのではなく個人の為に社会がある」この価値観が根付いています。
革命やデモに積極的な人々が集まっており、個人1人1人が社会をより良くしたいという考えを持っています。
しかしながらフランスでは50年程前までは妻が働きに出るのにも夫の許可が必要など古い価値観があったそうです。
ここ50年で大きく進歩し、現在は子供を作るためには結婚しなければならないという価値観もなく、LGBTを起源とする事実婚が男性と女性の結婚でも多いそうです。
そして税制の優遇もこれまでの結婚と同じように受けられ、子供を育てるのにも公共のサービスが充実しています。
子供を育てるために結婚しなければならないということがなく、シングルマザーやシングルファザーであっても関係なく育てられるというのです。
子供を育てるために家族を形成しなければならないという価値観すらも崩れています。
価値観というのはこれまでの常識、普通なのです。
日本はこれからの50年で大きく変わると思います。
労働に対する意識、個人の権利意識…etc
時代の流れを大きく俯瞰して見ると自分が生きることになる100年程は本当にわずかな時間でしかないわけです。
また、国や地域によっても同じ時代であっても環境は大きく異なります。
そう考えると2017年の日本で生きづらさを感じていたり、労働環境に対する不満を持っているのに逃げずに我慢することがいかにもったいないか。
それよりも今の自分の環境をより過ごしやすいものにしていくために考え行動しましょう。
現在の価値観に甘んじ、50年経って労働というものに価値がなくなったとき、自分を見失い、我慢をしない若い世代を叩くような人間にはなりたくありません。
年代関係なく常に時代の先をみてより1人1人が過ごしやすい社会を作っていく。
そのために人生を使いたいですね。
我慢をすることはなんの解決にもなりません。
問題というのはあなたが我慢をしなくなったときに解決されるのです。
であれば我慢している限り問題はそのまま放置され一歩も前に進みません。
我慢をしなくなった瞬間に問題は解決へ向かうのです。
我慢せず逃げて逃げて逃げまくれ。
逃げた先は意外と良い環境だったりしますよ。
自分の人生を我慢で埋め尽くさず、逃げて自分に優しくしてあげて下さい。