世の中の常識として
「逃げることは悪いこと」
という考えがあります。
全くおかしな常識です。
逃げてはダメなどと誰が決めたのでしょう?
今の世の中では逃げることが出来ずに自ら命を絶ってしまったり、我慢をしてしまっている人が多くいます。
私自身会社を退職するときに上司や部長などから辞めることは逃げだと否定されました。
「逃げてもうまくいかない」
「他に行っても同じ」
「仕事とは我慢して行うもの」
しかしながら転職先もないまま退職した私ですが意外と次の会社は決まるものでおまけに待遇、働きやすさは以前の会社よりも良くなっていました。
大体「他に行っても同じだ」とか言う人間がずーっとその会社で働いていたりするんで笑えます。
転職したこともないのに何言ってんだって感じですよね。
2社目で1年ほど働いたのちさらに良い環境を求め転職しました。
給料や福利厚生は明らかに良くなりましたが途中から入ってきた上司とそりが合わず退職することに。
結局新卒から1年ごとに3社渡り歩きましたがいくら労働条件がよかろうが自分は誰かの指示で働くことが嫌で自分で決めたい人間だと強く確信しました。
そこから独立起業しかないと判断し今では個人事業主として世の中に価値を提供しています。
ここまでの道のりを辿ってみると世間的には逃げだと言われることでも実際に行動してみることでより早く独立起業という方向にたどり着きました。
逃げることは悪だとして我慢し続けていたら今もブラック社畜として働いていたことでしょう。
以上の結果からみても逃げが悪いことだとは思えません。
逃げることは人生において重要なことであり、よりよい環境に身を置くことなのです。
逃げて逃げて逃げまくればその先に見えてくるものがあります。
人間に関わらずどんな生き物でもより過ごしやすい環境を求めることは当たり前です。
動物や虫だって天敵や自分にとって居心地の悪いところからは離れますよね?
熱いところや寒いところに我慢して留まっているところなど見たことがありません。
脳みそがある人間なのですからより賢く逃げましょう。
そこで自分の快適な、理想の生活を作り上げれば良いのです。
私の友人もブラック企業からより良い会社へ転職し、より過ごしやすい生活を送っています。
逃げることはより良い環境に移ることであり、良いことです。
まあ実際は良いこと悪いことという考えはただ単に社会の価値観なので自分の考えに合わなければ無視して構いません。
他人の価値観で良いから逃げる、悪いから逃げないなどというバカな考えがあるでしょうか?
他人の価値観や評価は気にせず自分の心に聞いてみましょう。
それが未来を切り開きます。
社会のために個人があるのではなく個人のために社会があるのですから。