「人生の生き方に迷ってしまった」
「自分が何をしていけばいいの分からない」
「人生、夢についてより良く考えたい」
上記のように思う人は多いはずです。
学校教育では人生の生き方など教えてくれません。
親でも人生の生き方について教えてくれない場合があります。
この本には、
「生き方」
「夢」
「人間関係」
についてかなり明確に、しかも分かりやすく書いてあります。
著者は京大を出て住友銀行に入社し、数年で退職し京大大学院に入り、東大教授になります。
社会的には成功者と言われるようになっても全く幸せではなく、自殺まで考えていたといいます。
最終的には離婚、母親との関係の断ち切り等によって自分自身を開いていきます。
印象に残った部分としては
「誰とでも仲良くしてはいけない」
「創造的構えの人間と破壊的構えの人間」
「自分の内なる声に耳を澄まして、その声に従う」
「人生の目的はどんな言葉でも表現することはできない」
「夢を見ないで何かを手に入れることは、極めて困難である」
あまりメジャーな本ではありませんが大変読みやすく、また明快に「生きる技法」について説明されています。