我慢は時代と共に移り変わる

日本では未だに以下のような価値観が残っています。

 

「我慢が出来る人間は偉い」

「つらいことでも努力出来る人間が偉い」

 

私もその価値観に少なからず影響を受け、これまで不利益を被ってきたことは事実です。

 

しかしながら生きてきた25年程度を振り返ってみたとき気が付きました。

 

昔の時代では我慢すべきとされていたことが今の時代では我慢しているほうがおかしいという価値観に変わっているということです。

 

例を挙げると

 

これまで

・会社のために尽くすのが素晴らしい

・嫌な事でも文句を言わずやるのが素晴らしい

・パワハラ、セクハラ、サービス残業なんて当たり前

・不登校なんてとんでもない

 

現在

・会社のために尽くすのではなく、会社とは対等な関係である

・嫌な事をやっても成功しない。好きなことをやった方が良い

・パワハラ、セクハラ、サービス残業はおかしい

・むしろ学校に行かない方が自分の人生を切り開ける

 

上記のようにこれまでは我慢することが当たり前だったことが時が経つにつれて当たり前ではなくなってきています。

 

考えてみれば当然です。

 

本心から会社に尽くしたい、パワハラに耐えたい、学校に行きたい等と思う人間がいるのでしょうか?

 

本心でそれが嫌だと皆思っているのです。

 

であれば時の流れと共に価値観が変わっていくことは当然でしょう。

 

社会はより我慢しない方向へ、より楽な方向へ進んでいるのです。

 

となれば今自分が我慢していること、嫌な事も数年、数十年経てば我慢している方がおかしいという風に変わって行きます。

 

ここで注意しなければならないのは昔我慢を貫いてきた人間はその我慢が必要なくなった今の時代でさえ若い世代に我慢を強要することです。

 

そこには昔あそこで我慢した俺はなんだったのかという思いがあるのです。

 

これは今の若い世代にもいえることで、今の時代で我慢が必要なことは未来ではそうではなくなっているということです。

 

長い時の流れを考えると今我慢することが如何に馬鹿げているかが分かります。

 

今のあなたが我慢や嫌な事をしなければそれで社会の価値観は1つ変わっているのです。

 

楽に楽しくいきましょう。

 

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