「正しさに縛られているから生きづらい」
これがこの本から受け取ったメッセージです。
例えば、世間一般の教育を受けてきた人間であれば以下のように教えられます。
「正しいことが素晴らしい」
「善であること素晴らしい」
その反対の悪はダメなもの・いけないものと教えられます。
しかしその正しさが自分自身を縛り、自由を奪っているのです。
「他人の身勝手な振る舞いが許せない」
「自分の気持ちに素直になれていない」
上記のような感情は正しさに縛られているから発生します。
芸能人の不倫へのバッシングでも感じますね。要は自分もそれがやりたいが、自分は我慢している(もしくは出来ない)から正しさという鎖から逃れた人間を強烈に批判します。
全く関係ない他人のことにも関わらずです。
いつも怒っているのは正義のヒーローであり、正しさに囚われている人間です。
反対に悪人はいつも笑っています。なぜなら自分のやりたいことをやりたいようにやっているからです。
正しさによって自分の行動を無思考に決めるのではなく、自分の心の声に耳を澄まし、決めましょう。